この文書では、Javaを使用してxfyコンポーネントを作成するときの、開発環境の設定について説明します。なお、説明ではOSにWindows XPを使用しています。そのほかのOSの場合は、ファイルのパスを適宜読み替えてください。
この文書では、Javaを使用してxfyコンポーネントを作成するときの、開発環境の設定について説明します。なお、説明ではOSにWindows XPを使用しています。そのほかのOSの場合は、ファイルのパスを適宜読み替えてください。
Javaでxfyコンポーネントを作成するときは、Java 2 Platform Standard Edition (J2SE) 5.0の開発環境J2SE Development Kit (JDK) 5.0 以上が必要です。また、統合開発環境として、Eclipse 3.1.0以上を使用することをおすすめします。この文書では、JDK 5.0 Update 6とEclipse 3.1.0を使用して説明します。
なお、このチュートリアルでは、xfyユーザーエージェントとして、xfy Basic Editionに含まれるxfy Clientを使用します。xfy Clientは、C:\Program Files\Justsystems\xfy Basic Editionフォルダにインストールされているものとします。
この文書は、以下に挙げた項目に対してある程度の知識がある方を読者に想定しています。
Eclipseを使用してxfyコンポーネントを開発するときの作業の流れは、おおよそ次の段階で進められます。
以下、段階ごとに手順を説明します。
最初に、xfyコンポーネントを開発するためのプロジェクトをEclipseで作成します。以下、Eclipse上でxfyコンポーネントのプロジェクトを作成する手順を、例を交えて説明します。なお、この手順説明の例で作成するxfyコンポーネントのプロジェクト名は「xfy-sample」とします。また、xfyコンポーネント名は「Sample」とします。
xfy-sample」とします。
Categories.jarを選択します。Categories.jarは、xfy Clientをインストールしたフォルダ内のbin\common\com.xfyフォルダにあります。
Categories.jarが追加されます。
xfyCore.jarを追加します。xfyCore.jarは、xfy Clientをインストールしたフォルダ内のbinフォルダにあります。
bin\common以下にあるJARファイルが必要ならば、6~8と同じ手順で追加します。
以上でxfyコンポーネントのプロジェクトを作成する手順は完了です。
xfyコンポーネントの作成は、Javaのソースコードなど必要なファイルを作成し、それらをまとめてxfyプラグインJARファイルを作成することで行います。
xfyコンポーネントを作成するのに必要なのは、次のファイルです。
<?xml version="1.0" standalone="yes" ?>
<!--
Sampleコンポーネント用ビルドファイル
-->
<project name="Sample" default="all" basedir=".">
<!-- コンポーネント名 -->
<property name="component.name" value="Sample" />
<!-- ベンダ名 -->
<property name="component.vendor" value="com.example" />
<!-- 使用JDKのバージョン -->
<property name="component.jdk" value="1.5" />
<!-- xfy の場所 -->
<property name="xfy.home" value="C:/Program Files/Justsystems/xfy Basic Edition" />
<target name="all" description="bin以下にすでにクラスファイルがあると仮定してjarを作成します">
<antcall target="copyResource" />
<antcall target="compile" />
<antcall target="jar" />
</target>
<target name="copyResource" description="src 以下の java ファイル以外を bin 以下に配置します">
<copy todir="bin">
<fileset dir="src" excludes="**/*.java"/>
</copy>
</target>
<target name="compile" description="src 以下の java ファイルを bin 以下に配置します">
<javac
srcdir="src"
destdir="bin"
debug="on"
debuglevel="lines,vars,source"
target="${component.jdk}"
source="${component.jdk}">
<classpath>
<fileset dir="${xfy.home}/bin">
<include name="xfyCore.jar" />
<include name="common/com.xfy/Categories.jar"/>
</fileset>
</classpath>
</javac>
</target>
<target name="jar" description="bin 以下を jar にまとめます">
<mkdir dir="dist"/>
<jar jarfile="dist/${component.name}.jar" basedir="bin" />
</target>
<target name="clean" description="bin, jar ファイルを削除します">
<delete dir="bin" includeemptydirs="true"/>
<delete>
<fileset dir=".">
<include name="dist/${component.name}.jar" />
</fileset>
</delete>
</target>
</project>
なお、Eclipseで上記のAntビルドスクリプトのターゲット「clean」を実行した直後にデフォルトターゲット「all」を実行すると、エラーが発生します。これを回避するにはEclipseの環境設定を変更する必要があります。「4.3. EclipseのJDKの設定」の設定手順に基づいて、Eclipseの環境を設定してください。「4.1. 必要なファイルの作成」で作成したファイルを、xfyプラグインの内部構造に合わせた形式でJARファイルとして圧縮すると、xfyプラグインJARファイルを作成できます。xfyプラグインの内部構造について、詳しくは「xfyプラグイン情報仕様」の「xfyプラグインの内部構造」をご覧ください。
「4.1. 必要なファイルの作成」で示したAntビルドスクリプトをそのまま使用する場合は、作成したファイルを次のように配置してAntビルドスクリプトを実行すると、xfyプラグインJARファイルを作成できます。
xfy-sample : プロジェクト
+- src : ソースフォルダ
| +- com : Javaのソースコード群
| | +- example
| | +- sample
| | *.java
| +- manifest.xml : マニフェストファイル
+- build.xml : Antビルドスクリプト
Antビルドスクリプトを実行したら、以下の場所にxfyプラグインJARファイルが作成されます。
xfy-sample
+- dist
+- Sample.jar : 作成されたxfyプラグインJARファイル
プロジェクトディレクトリの下にあるdistフォルダは、Antによって作成されます。そのため、Eclipseでxfy-sampleプロジェクトの「更新」を行うまでは、distフォルダは表示されません。
作成したxfyプラグインJARファイルは、xfyユーザーエージェントの実行環境にインポートして、xfyユーザーエージェントを再起動することで使用できるようになります。
Windows XPにJDKとJREをインストールした場合、Eclipseの標準の設定のままで「4.1. 必要なファイルの作成」で示したAntビルドスクリプトを実行すると<javac>タスクでエラーが発生することがあります。これはEclipseではデフォルトのJavaの実行環境としてJREを使用するため、JDKのjavac.exeへのパスが設定されていないためです。この節では、「3. プロジェクトの作成」で作成したプロジェクトのJava実行環境としてJDKを指定する手順を説明します。
C:\Program Files\Java\jdk1.5.0_06」です。
作成したxfyコンポーネントをEclipseを使用してデバッグするには、Eclipse上でxfy Clientを起動します。Eclipse上でxfy Clientを起動するには、Eclipseでの設定(起動設定)が必要です。起動設定は、Eclipse上で初めてxfy Clientを実行するときに設定すると、以降はその設定を使用することができます。この章では、起動設定の手順を説明します。なお、この手順説明では、「3. プロジェクトの作成」で作成したプロジェクトをデバッグする場合を例にして説明します。
com.xfy.startup.XfyStartup」を入力します。
xfy-sample]を選択します。
xfyClient.jarを選択します。xfyClient.jarは、xfy Clientをインストールしたフォルダ内のbinフォルダにあります。
xfyClient.jarが追加されます。
-Dcom.xfy.place.XfyPlace.debug=true」と「-Dcom.xfy.startup.XfyStartup.without-jvm-restart=true」を入力します。-Dcom.xfy.place.XfyPlace.debug=true
-Dcom.xfy.startup.XfyStartup.without-jvm-restart=true