コントロール記述:キー割付・マウス操作

1. 概要

コントロール記述ボキャブラリに属する要素で作成されたコントロールのキーやマウスの操作に対する動作について説明します。

特に記載がない限り、コントロールが無効のとき(各コントロール要素のrelevant属性の値を評価した結果がfalseになるとき)には、キーやマウスの操作は実行できません。一方、コントロールが参照専用のとき(各コントロール要素のreadonly属性の値を評価した結果がfalseのとき)は、キーやマウスの操作には実行できるものとできないものとがあります。以下の説明では、コントロールが参照専用のときに操作を実行できるかできないかを併せて示します。

コントロール記述ボキャブラリの仕様について、詳しくは「コントロール記述リファレンス」をご覧ください。以下の説明中でコントロール記述ボキャブラリの要素を記述するときには、名前空間接頭辞にctrl:を使用します。

2. コントロールのキーやマウス操作に対する動作

コントロール記述ボキャブラリの要素ごとに、キーやマウス操作に対する動作を説明します。

なお、キー操作の説明中で、Ctrl+はCtrlキーを、Alt+はAltキーを、Shift+はShiftキーを、それぞれキーと同時に押すことを意味します。同様に、マウス操作の説明では、Ctrl+はCtrlキーを、Alt+はAltキーを、Shift+はShiftキーを、それぞれ押しながらマウスを操作することを意味します。

また、マウス操作の説明では、特に記載しない限り、クリックやドラッグのときに操作するボタンは左ボタンです。

2.1. ctrl:input要素

ctrl:input要素の場合、type属性の値によって作成されるコントロールが異なります。

type属性が省略された場合
テキストフィールドが作成されます。
type属性の値がbooleanの場合
チェックボックスが作成されます。
type属性の値がdateの場合
日付入力コントロールが作成されます。

作成されるコントロールごとに割付られたキー操作も異なります。

2.1.1. テキストフィールド

キー操作
キー 割り付けられている動作 参照専用時の実行
キャレットを1文字左へ移動します。 可能
Shift+← 文字列を範囲選択しながら、キャレットを1文字左へ移動します。 可能
キャレットを1文字右へ移動します。 可能
Shift+→ 文字列を範囲選択しながら、キャレットを1文字右へ移動します。 可能
Home キャレットを文字列の先頭へ移動します。 可能
Shift+Home 範囲選択しながら、キャレットを文字列の先頭へ移動します。 可能
End キャレットを文字列の末尾へ移動します。 可能
Shift+End 範囲選択しながら、キャレットを文字列の末尾へ移動します。 可能
Backspace 文字列が選択されていない場合は、キャレットの左側の1文字を削除します。
文字列が選択されている場合は、選択されている文字列を削除します。
不可
Delete 文字列が選択されていない場合は、キャレットの右側の1文字を削除します。
文字列が選択されている場合は、選択されている文字列を削除します。
不可
Enter コントロールに入力されている文字列を確定します。 不可
Ctrl+A コントロール内の文字列をすべて選択します。 可能
Ctrl+C 選択されてる文字列をコピーして、クリップボードへ転送します。
文字列が選択されていない場合は、何もしません。
可能
Ctrl+V クリップボードにある文字列をキャレット位置へ貼り付けます。
クリップボードにあるデータが貼り付け可能な文字列でない場合は、何もしません。
文字列に改行が含まれるときは、最初の改行までの文字列を貼り付けます。
また、タブ文字が含まれるときは、タブ文字1つを半角空白1つに置き換えて貼り付けます。
コントロールにmaxlength属性が設定されている場合は、コントロール内の文字列の長さがmaxlength属性で設定された値を超えた文字以降の部分は破棄されます。
不可
Ctrl+X 選択されている文字列を切り取って、クリップボードへ転送します。
文字列が選択されていない場合は、何もしません。
不可
(文字入力) 文字を入力します。
コントロールにmaxlength属性が設定されている場合は、コントロール内の文字列の長さがmaxlength属性で設定された値を超えた文字以降の部分は破棄されます。
不可
マウス操作
マウス操作 割り付けられている動作 参照専用時の実行
クリック クリックした位置へキャレットを移動します。 可能
Shift+クリック 文字列を範囲選択しながら、クリックした位置へキャレットを移動します。 可能
ドラッグ ドラッグを開始した位置からドラッグを終了した位置までの間にある文字列を選択します。 可能

2.1.2. チェックボックス

キー操作
キー 割り付けられている動作 参照専用時の実行
Enter チェックボックスの状態(オン/オフ)を変更します。 不可
スペース チェックボックスの状態(オン/オフ)を変更します。 不可
マウス操作
マウス操作 割り付けられている動作 参照専用時の実行
クリック チェックボックスの状態(オン/オフ)を変更します。 不可

2.1.3. 日付入力コントロール

日付入力コントロールは、複数のコントロールが組み合わさって動作します。キーやマウスの操作に対する動作は、コントロールの状態やキャレットの位置によって異なります。

初期状態では、図1のように設定されている日付が表示されるコントロール(日付表示)が表示されます。

初期状態の日付入力コントロール
図1:初期状態の日付入力コントロール

カレンダーを表示する操作をすると、図2のように表示されます。表示されたカレンダーは、年を選択するコントロール(年選択)と月を選択するコントロール(月選択)、日を選択するコントロール(日選択)から構成されています。

カレンダーが表示された日付入力コントロール
図2:カレンダーが表示された日付入力コントロール

以下、それぞれの場合ごとにキーやマウスの操作に対する動作を説明します。

初期状態のキー操作
キー 割り付けられている動作 参照専用時の実行
カレンダーを表示します。カレンダーが表示された直後は、キー入力フォーカスは日選択に設定されます。 可能
カレンダーを表示します。カレンダーが表示された直後は、キー入力フォーカスは日選択に設定されます。 可能
Enter カレンダーを表示します。カレンダーが表示された直後は、キー入力フォーカスは日選択に設定されます。 可能
初期状態のマウス操作
マウス操作 割り付けられている動作 参照専用時の実行
コントロール上でクリック カレンダーを表示します。カレンダーが表示された直後は、キー入力フォーカスは日選択に設定されます。 可能
カレンダーが表示され、キー入力フォーカスが年選択にあるときのキー操作
キー 割り付けられている動作 参照専用時の実行
選択されている年を次の年に変更します。
9999年が選択されているときは、何もしません。
可能
選択されている年を前の年に変更します。
1年が選択されているときは、何もしません。
可能
Enter カレンダーでの選択を確定し、カレンダーを非表示にします。 不可
Esc カレンダーでの選択を破棄し、カレンダーを非表示にします。 可能
Tab キー入力フォーカスを月選択へ移動します。 可能
Shift+Tab キー入力フォーカスを日選択へ移動します。 可能
カレンダーが表示され、キー入力フォーカスが月選択にあるときのキー操作
キー 割り付けられている動作 参照専用時の実行
選択されている月を次の月に変更します。
12月が選択されているときは、何もしません。
可能
選択されている月を前の月に変更します。
1月が選択されているときは、何もしません。
可能
Enter カレンダーでの選択を確定し、カレンダーを非表示にします。 不可
Esc カレンダーでの選択を破棄し、カレンダーを非表示にします。 可能
Tab キー入力フォーカスを日選択へ移動します。 可能
Shift+Tab キー入力フォーカスを年選択へ移動します。 可能
カレンダーが表示され、キー入力フォーカスが日選択にあるときのキー操作
キー 割り付けられている動作 参照専用時の実行
選択されている日付を1日前の日付に変更します。
1日が選択されているときは、前月の最後の日付に変更します。ただし、1年1月1日が選択されているときは、何もしません。
可能
選択されている日付を1日後の日付に変更します。
月の最後の日が選択されているときは、翌月の1日に変更します。ただし、9999年12月31日が選択されているときは、何もしません。
可能
選択されている日付を、1週間前の日付に変更します。
月で最初のその曜日の日が選択されているときは、前月の同じ曜日の最後の日付に変更します。ただし、1年1月7日以前の日付が選択されている場合は、何もしません。
可能
選択されている日付を、1週間後の日付に変更します。
月で最後のその曜日の日が選択されているときは、翌月の同じ曜日の最初の日付に変更します。ただし、9999年12月25日以降の日付が選択されている場合は、何もしません。
可能
Enter カレンダーでの選択を決定し、カレンダーを非表示にします。 不可
Esc カレンダーでの選択を破棄し、カレンダーを非表示にします。 可能
Tab キー入力フォーカスを年選択へ移動します。 可能
Shift+Tab キー入力フォーカスを月選択へ移動します。 可能
カレンダーが表示されているときのマウス操作
日付入力コントロールを構成する内部のコントロールの領域ごとに、マウス操作に割り付けられている動作が異なります。
コントロール マウス操作 割り付けられている動作 参照専用時の実行
年選択 文字列上でクリック キー入力フォーカスを年選択へ移動します。 可能
年選択 上三角 をクリック キー入力フォーカスを年選択へ移動し、選択されている年を次の年に変更します。
9999年が選択されているときは、何もしません。
可能
年選択 下三角 をクリック キー入力フォーカスを年選択へ移動し、選択されている年を前の年に変更します。
1年が選択されているときは、何もしません。
可能
月選択 文字列上でクリック キー入力フォーカスを月選択へ移動します。 可能
月選択 上三角 をクリック キー入力フォーカスを月選択へ移動し、選択されている月を次の月に変更します。
12月が選択されているときは、何もしません。
可能
月選択 下三角 をクリック キー入力フォーカスを月選択へ移動し、選択されている月を前の月に変更します。
1月が選択されているときは、何もしません。
可能
日選択 日付上にポインタを移動 キー入力フォーカスを日選択へ移動し、ポインタの下にある日付を選択します。 可能
日選択 日付をクリック カレンダーでの選択を確定し、カレンダーを非表示にします。 不可
日付表示 クリック カレンダーでの選択を破棄し、カレンダーを非表示にします。 可能
コントロールの外 クリック カレンダーでの選択を破棄し、カレンダーを非表示にします。 可能

2.2. ctrl:secret要素

ctrl:secret要素では、入力した文字列を*に置き換えて画面に表示するテキスト入力コントロールが作成されます。

キー操作
キー 割り付けられている動作 参照専用時の実行
キャレットを1文字左へ移動します。 可能
Shift+← 文字列を範囲選択しながら、キャレットを1文字左へ移動します。 可能
キャレットを1文字右へ移動します。 可能
Shift+→ 文字列を範囲選択しながら、キャレットを1文字右へ移動します。 可能
Home キャレットを文字列の先頭へ移動します。 可能
Shift+Home 範囲選択しながら、キャレットを文字列の先頭へ移動します。 可能
End キャレットを文字列の末尾へ移動します。 可能
Shift+End 範囲選択しながら、キャレットを文字列の末尾へ移動します。 可能
Backspace 文字列が選択されていない場合は、キャレットの左側の1文字を削除します。
文字列が選択されている場合は、選択されている文字列を削除します。
不可
Delete 文字列が選択されていない場合は、キャレットの右側の1文字を削除します。
文字列が選択されている場合は、選択されている文字列を削除します。
不可
Enter コントロールに入力されている文字列を確定します。 不可
Ctrl+A コントロール内の文字列をすべて選択します。 可能
Ctrl+V クリップボードにある文字列をキャレット位置へ貼り付けます。
クリップボードにあるデータが貼り付け可能な文字列でない場合は、何もしません。
文字列に改行が含まれるときは、最初の改行までの文字列を貼り付けます。
また、タブ文字が含まれるときは、タブ文字1つを半角空白1つに置き換えて貼り付けます。
コントロールにmaxlength属性が設定されている場合は、コントロール内の文字列の長さがmaxlength属性で設定された値を超えた文字以降の部分は破棄されます。
不可
(文字入力) 文字を入力します。
コントロールにmaxlength属性が設定されている場合は、コントロール内の文字列の長さがmaxlength属性で設定された値を超えた文字以降の部分は破棄されます。
不可
マウス操作
マウス操作 割り付けられている動作 参照専用時の実行
クリック クリックした位置へキャレットを移動します。 可能
Shift+クリック 文字列を範囲選択しながら、クリックした位置へキャレットを移動します。 可能
ドラッグ ドラッグを開始した位置からドラッグを終了した位置までの間にある文字列を選択します。 可能

2.3. ctrl:textarea要素

ctrl:textarea要素では、改行を入力できる複数行の文字列入力コントロールが作成されます。

キー操作
キー 割り付けられている動作 参照専用時の実行
キャレットを1文字左へ移動します。 可能
Shift+← 文字列を範囲選択しながら、キャレットを1文字左へ移動します。 可能
キャレットを1文字右へ移動します。 可能
Shift+→ 文字列を範囲選択しながら、キャレットを1文字右へ移動します。 可能
キャレットを1行上へ移動します。 可能
Shift+↑ 文字列を範囲選択しながら、キャレットを1行上へ移動します。 可能
キャレットを1行下へ移動します。 可能
Shift+↓ 文字列を範囲選択しながら、キャレットを1行下へ移動します。 可能
Home キャレットを行の先頭へ移動します。 可能
Shift+Home 範囲選択しながら、行を文字列の先頭へ移動します。 可能
End キャレットを行の末尾へ移動します。 可能
Shift+End 範囲選択しながら、キャレットを行の末尾へ移動します。 可能
Backspace 文字列が選択されていない場合は、キャレットの左側の1文字を削除します。
文字列が選択されている場合は、選択されている文字列を削除します。
不可
Delete 文字列が選択されていない場合は、キャレットの右側の1文字を削除します。
文字列が選択されている場合は、選択されている文字列を削除します。
不可
Ctrl+A コントロール内の文字列をすべて選択します。 可能
Ctrl+C 選択されてる文字列をコピーして、クリップボードへ転送します。
文字列が選択されていない場合は、何もしません。
可能
Ctrl+V クリップボードにある文字列をキャレット位置へ貼り付けます。
クリップボードにあるデータが貼り付け可能な文字列でない場合は、何もしません。
コントロールにmaxlength属性が設定されている場合は、コントロール内の文字列の長さがmaxlength属性で設定された値を超えた文字以降の部分は破棄されます。
不可
Ctrl+X 選択されている文字列を切り取って、クリップボードへ転送します。
文字列が選択されていない場合は、何もしません。
不可
(文字入力) 文字を入力します。
コントロールにmaxlength 属性が設定されている場合は、コントロール内の文字列の長さがmaxlength属性で設定された値を超えた文字以降の部分は破棄されます。
不可
マウス操作
マウス操作 割り付けられている動作 参照専用時の実行
クリック クリックした位置へキャレットを移動します。 可能
Shift+クリック 文字列を範囲選択しながら、クリックした位置へキャレットを移動します。 可能
ドラッグ ドラッグを開始した位置からドラッグを終了した位置までの間にある文字列を選択します。 可能
ホイール回転 縦スクロールバーが表示されている場合、コントロールに表示されているテキストを上下にスクロールします。
※コントロールが無効となっているときでも実行できます。
可能

2.4. ctrl:range要素

ctrl:range要素では、スピナーコントロールが作成されます。

キー操作
キー 割り付けられている動作 参照専用時の実行
キャレットを1文字左へ移動します。 可能
Shift+← 文字列を範囲選択しながら、キャレットを1文字左へ移動します。 可能
キャレットを1文字右へ移動します。 可能
Shift+→ 文字列を範囲選択しながら、キャレットを1文字右へ移動します。 可能
コントロールに入力されている値を、step属性に設定されている数だけ増加させます。
値がすでにend属性に設定されている値に達している場合は、何もしません。
不可
コントロールに入力されている値を、step属性に設定されている数だけ減少させます。
値がすでにstart属性に設定されている値に達している場合は、何もしません。
不可
Home キャレットを文字列の先頭へ移動します。 可能
Shift+Home 範囲選択しながら、キャレットを文字列の先頭へ移動します。 可能
End キャレットを文字列の末尾へ移動します。 可能
Shift+End 範囲選択しながら、キャレットを文字列の末尾へ移動します。 可能
Backspace 文字列が選択されていない場合は、キャレットの左側の1文字を削除します。
文字列が選択されている場合は、選択されている文字列を削除します。
不可
Delete 文字列が選択されていない場合は、キャレットの右側の1文字を削除します。
文字列が選択されている場合は、選択されている文字列を削除します。
不可
Enter コントロールに入力されている文字列を確定します。 不可
Ctrl+A コントロール内の文字列をすべて選択します。 可能
Ctrl+C 選択されてる文字列をコピーして、クリップボードへ転送します。
文字列が選択されていない場合は、何もしません。
可能
Ctrl+V クリップボードにある文字列をキャレット位置へ貼り付けます。
クリップボードにあるデータが貼り付け可能な文字列でない場合は、何もしません。
貼り付け処理の詳細については、「スピナーコントロールへの入力について」をご覧ください。
不可
Ctrl+X 選択されている文字列を切り取って、クリップボードへ転送します。
文字列が選択されていない場合は、何もしません。
不可
(文字入力) 文字を入力します。
入力処理の詳細については、「スピナーコントロールへの入力について」をご覧ください。
不可
スピナーコントロールへの入力について

スピナーコントロールへは、設定されている最小値以上、最大値以下の範囲にある数値を入力できます。数値を入力している途中の状態では、それに加えて、次の文字列が入力途中の文字列として認められます。

  • 最小値が0より小さい場合、-(マイナス記号)だけの文字列
  • 最小値が0より大きい場合、0以上、最小値以下の数値文字列
  • 最大値が0より小さい場合、最大値以上、0以下の数値文字列

入力された値が確定されたときに最小値から最大値の範囲内にない場合は、最小値と最大値のうち、より近い方の値に補正されます。また、-(マイナス記号)だけが入力されているときは0が入力されたと見なされ、必要ならば入力できる値の範囲によって補正されます。

複数の文字が一度に入力された場合は、先頭の文字から1文字ずつ入力を試みます。そのとき、次のどちらかの条件に当てはまると、入力処理を中止し、その文字以降の文字列は破棄されます。

  • スピナーコントロールへ入力できない文字が出現したとき
  • 入力すると、入力途中の文字列として認められない文字列になるとき
マウス操作
マウス操作 割り付けられている動作 参照専用時の実行
文字列上でクリック クリックした位置へキャレットを移動します。 可能
文字列上でShift+クリック 文字列を範囲選択しながら、クリックした位置へキャレットを移動します。 可能
文字列上でドラッグ ドラッグを開始した位置からドラッグを終了した位置までの間にある文字列を選択します。 可能
上三角 をクリック コントロールに入力されている値を、step属性に設定されている数だけ増加させます。ボタンを押したままで300ミリ秒経過すると、それ以降は20ミリ秒ごとに値を増加させます。
値がすでにend属性に設定されている値に達している場合は、何もしません。
不可
下三角 をクリック コントロールに入力されている値を、step属性に設定されている数だけ減少させます。ボタンを押したままで300ミリ秒経過すると、それ以降は20ミリ秒ごとに値を減少させます。
値がすでにstart属性に設定されている値に達している場合は、何もしません。
不可

2.5. ctrl:select1要素

ctrl:select1要素の場合、appearance属性の値によって作成されるコントロールが異なります。

appearance属性の値がfullの場合
ラジオボタンが作成されます。
appearance属性の値がcompactの場合
リストボックスが作成されます。
appearance属性の値がminimalの場合
selection属性の値によって、作成されるコントロールが異なります。selection属性の値がopenの場合は、コンボボックスが作成されます。selection属性の値がcloseの場合は、ドロップダウンリストが作成されます。

作成されるコントロールごとにキーやマウスの操作に対する動作も異なります。

値が重複する項目が登録された場合の動作

ctrl:select1要素で作成されたコントロールに値が重複する項目が登録されている場合、その項目を選択して保存されたXML文書を再度読み込むと、値が同じ項目のうちで最も前にある項目が選択されます。

2.5.1. ラジオボタン

キー操作
キー 割り付けられている動作 参照専用時の実行
1つ前の項目を選択します。
現在選択されているのが先頭にある項目の場合は、何もしません。
不可
1つあとの項目を選択します。
現在選択されているのが末尾にある項目の場合は、何もしません。
不可
1つ前の項目を選択します。
現在選択されているのが先頭にある項目の場合は、何もしません。
不可
1つあとの項目を選択します。
現在選択されているのが末尾にある項目の場合は、何もしません。
不可
マウス操作
マウス操作 割り付けられている動作 参照専用時の実行
項目をクリック クリックした項目を選択します。 不可

2.5.2. リストボックス

キー操作
キー 割り付けられている動作 参照専用時の実行
1つ上の項目を選択します。
現在選択されているのが先頭にある項目の場合は、何もしません。
不可
1つ下の項目を選択します。
現在選択されているのが末尾にある項目の場合は、何もしません。
不可
PageUp 1ページ前の項目を選択します。
現在選択されているのが先頭にある項目の場合は、何もしません。
不可
PageDown 1ページあとの項目を選択します。
現在選択されているのが末尾にある項目の場合は、何もしません。
不可
Home 先頭の項目を選択します。 不可
End 末尾の項目を選択します。 不可
マウス操作
マウス操作 割り付けられている動作 参照専用時の実行
クリック クリックした項目を選択します。 不可
ホイール回転 縦スクロールバーが表示されている場合、コントロールの内容を上下にスクロールします。
※コントロールが無効となっているときでも実行できます。
可能

2.5.3. ドロップダウンリスト

ドロップダウンリストは、初期状態では図3のように表示されます。

初期状態のドロップダウンリスト
図3:初期状態のドロップダウンリスト

リストを表示する操作をすると、図4のように表示されます。

リストが表示されたドロップダウンリスト
図4:リストが表示されたドロップダウンリスト

キーやマウスの操作に対する動作は、リストが表示されているかいないかによって異なります。以下、それぞれの場合ごとにキーやマウスの操作に対する動作を説明します。

初期状態のキー操作
キー 割り付けられている動作 参照専用時の実行
リストを表示します。 可能
リストを表示します。 可能
Enter リストを表示します。 可能
初期状態のマウス操作
マウス操作 割り付けられている動作 参照専用時の実行
クリック リストを表示します。 可能
リストが表示されているときのキー操作
キー 割り付けられている動作 参照専用時の実行
1つ上の項目を選択します。
リストの先頭の項目が選択されている場合は、何もしません。
可能
1つ下の項目を選択します。
リストの末尾の項目が選択されている場合は、何もしません。
可能
PageUp リストの1ページ前の項目を選択します。
リストの先頭の項目が選択されている場合は、何もしません。
可能
PageDown リストの1ページあとの項目を選択します。
リストの末尾の項目が選択されている場合は、何もしません。
可能
Home リストの先頭の項目を選択します。 可能
End リストの末尾の項目を選択します。 可能
Enter リストでの選択を確定して、リストを非表示にします。 不可
Esc リストでの選択を破棄して、リストを非表示にします。 可能
リストが表示されているときのマウス操作
マウス操作 割り付けられている動作 参照専用時の実行
リストの項目上にポインタを移動 ポインタの下にある項目を選択します。 可能
ホイール回転 縦スクロールバーが表示されている場合、リストの内容を上下方向にスクロールします。 可能
項目をクリック クリックした項目を選択して、リストを非表示にします。 不可
コントロール本体をクリック リストでの選択を破棄して、リストを非表示にします。 可能
コントロールの外をクリック リストでの選択を破棄して、リストを非表示にします。 可能

2.5.4. コンボボックス

コンボボックスは、初期状態では図5のように表示されます。

初期状態のコンボボックス
図5:初期状態のコンボボックス

リストを表示する操作をすると、図6のように表示されます。

リストが表示されたコンボボックス
図6:リストが表示されたコンボボックス

キーやマウスの操作に対する動作は、リストが表示されているかいないかによって異なります。以下、それぞれの場合ごとにキーやマウスの操作に対する動作を説明します。

初期状態のキー操作
キー 割り付けられている動作 参照専用時の実行
キャレットを1文字左へ移動します。 可能
Shift+← 文字列を範囲選択しながら、キャレットを1文字左へ移動します。 可能
キャレットを1文字右へ移動します。 可能
Shift+→ 文字列を範囲選択しながら、キャレットを1文字右へ移動します。 可能
リストを表示します。 可能
リストを表示します。 可能
Home キャレットを文字列の先頭へ移動します。 可能
Shift+Home 範囲選択しながら、キャレットを文字列の先頭へ移動します。 可能
End キャレットを文字列の末尾へ移動します。 可能
Shift+End 範囲選択しながら、キャレットを文字列の末尾へ移動します。 可能
Backspace 文字列が選択されていない場合は、キャレットの左側の1文字を削除します。
文字列が選択されている場合は、選択されている文字列を削除します。
不可
Delete 文字列が選択されていない場合は、キャレットの右側の1文字を削除します。
文字列が選択されている場合は、選択されている文字列を削除します。
不可
Enter リストを表示します。 可能
Ctrl+A コントロールに入力された文字列をすべて選択します。 可能
Ctrl+C 選択されてる文字列をコピーして、クリップボードへ転送します。
文字列が選択されていない場合は、何もしません。
可能
Ctrl+V クリップボードにある文字列をキャレット位置へ貼り付けます。
クリップボードにあるデータが貼り付け可能な文字列でない場合は、何もしません。
文字列に改行が含まれるときは、最初の改行までの文字列を貼り付けます。
また、タブ文字が含まれるときは、タブ文字1つを半角空白1つに置き換えて貼り付けます。
コントロールにmaxlength属性が設定されている場合は、コントロール内の文字列の長さがmaxlength属性で設定された値を超えた文字以降の部分は破棄されます。
不可
Ctrl+X 選択されている文字列を切り取って、クリップボードへ転送します。
文字列が選択されていない場合は、何もしません。
不可
(文字入力) 文字を入力します。
コントロールにmaxlength属性が設定されている場合は、コントロール内の文字列の長さがmaxlength属性で設定された値を超えた文字以降の部分は破棄されます。
不可
初期状態のマウス操作
マウス操作 割り付けられている動作 参照専用時の実行
下三角 をクリック リストを表示します。 可能
文字列上でクリック クリックした位置へキャレットを移動します。 可能
文字列上でShift+クリック 文字列を範囲選択しながら、クリックした位置へキャレットを移動します。 可能
文字列上でドラッグ ドラッグを開始した位置からドラッグを終了した位置までの間にある文字列を選択します。 可能
リストが表示されているときのキー操作
キー 割り付けられている動作 参照専用時の実行
1つ上の項目を選択します。
リストの先頭の項目が選択されている場合は、何もしません。
可能
1つ下の項目を選択します。
リストの末尾の項目が選択されている場合は、何もしません。
可能
PageUp リストの1ページ前の項目を選択します。
リストの先頭の項目が選択されている場合は、何もしません。
可能
PageDown リストの1ページあとの項目を選択します。
リストの末尾の項目が選択されている場合は、何もしません。
可能
Home リストの先頭の項目を選択します。 可能
End リストの末尾の項目を選択します。 可能
Enter リストでの選択を確定して、リストを非表示にします。 不可
Esc リストでの選択を破棄して、リストを非表示にします。 可能
リストが表示されているときのマウス操作
マウス操作 割り付けられている動作 参照専用時の実行
リストの項目上にポインタを移動 ポインタの下にある項目を選択します。 可能
ホイール回転 縦スクロールバーが表示されている場合、リストの内容を上下方向にスクロールします。 可能
項目をクリック クリックした項目を選択して、リストを非表示にします。 不可
コントロール本体をクリック リストでの選択を破棄して、リストを非表示にします。 可能
コントロールの外をクリック リストでの選択を破棄して、リストを非表示にします。 可能

2.6. ctrl:select要素

ctrl:select要素では、複数選択できるリストボックスが作成されます。

キー操作
キー 割り付けられている動作 参照専用時の実行
キャレットを1つ上の項目へ移動し、その項目だけを選択します。 不可
Shift+↑ 項目を範囲で選択しながら、キャレットを1つ上の項目へ移動します。 不可
キャレットを1つ下の項目へ移動し、その項目だけを選択します。 不可
Shift+↓ 項目を範囲で選択しながら、キャレットを1つ下の項目へ移動します。 不可
PageUp キャレットを1ページ前の項目へ移動し、その項目だけを選択します。 不可
Shift+PageUp 項目を範囲で選択しながら、キャレットを1ページ前の項目へ移動します。 不可
PageDown キャレットを1ページあとの項目へ移動し、その項目だけを選択します。 不可
Shift+PageDown 項目を範囲で選択しながら、キャレットを1ページあとの項目へ移動します。 不可
Home キャレットを先頭の項目へ移動し、その項目だけを選択します。 不可
Shift+Home 項目を範囲で選択しながら、キャレットを先頭の項目へ移動します。 不可
End キャレットを末尾の項目へ移動し、その項目だけを選択します。 不可
Shift+End 項目を範囲で選択しながら、キャレットを末尾の項目へ移動します。 不可
マウス操作
マウス操作 割り付けられている動作 参照専用時の実行
項目上でクリック クリックした項目へキャレットを移動し、その項目だけを選択します。 不可
項目上でShift+クリック クリックした項目へキャレットを移動し、前のキャレット位置から移動後の項目までの範囲にある項目を選択します。 不可
項目上でCtrl+クリック クリックした項目へキャレットを移動し、その項目の選択状態を切り替えます。クリックした項目以外の選択状態は保持されます。 不可
ホイール回転 縦スクロールバーが表示されている場合、リストの内容を上下にスクロールします。
※コントロールが無効となっているときでも実行できます。
可能

2.7. ctrl:trigger要素

ctrl:trigger要素では、ボタンコントロールが作成されます。

キー操作
キー 割り付けられている動作 参照専用時の実行
Enter ボタンを押します。 不可
スペース ボタンを押します。 不可
マウス操作
マウス操作 割り付けられている動作 参照専用時の実行
クリック ボタンを押します。 不可

2.8. ctrl:select-color要素

ctrl:select-color要素では、色選択コントロールが作成されます。

色選択コントロールは、初期状態では図7のように表示されます。

初期状態の色選択コントロール
図7:初期状態の色選択コントロール

パレットを表示する操作をすると、図8のように表示されます。

パレットが表示された色選択コントロール
図8:パレットが表示された色選択コントロール

キーやマウスの操作に対する動作は、パレットが表示されているかいないかによって異なります。以下、それぞれの場合ごとにキーやマウスの操作に対する動作を説明します。

初期状態のキー操作
キー 割り付けられている動作 参照専用時の実行
パレットを表示します。 可能
パレットを表示します。 可能
Enter パレットを表示します。 可能
初期状態のマウス操作
マウス操作 割り付けられている動作 参照専用時の実行
クリック パレットを表示します。 可能
パレットが表示されているときのキー操作
キー 割り付けられている動作 参照専用時の実行
1つ左の色を選択します。
横方向に色が並べられていない場合や、最も左の色を選択している場合は、何もしません。
可能
1つ右の色を選択します。
横方向に色が並べられていない場合や、最も右の色を選択している場合は、何もしません。
可能
1つ上の色を選択します。
パレットの最も上の色が選択されている場合は、何もしません。
可能
1つ下の色を選択します。
パレットの最も下の色が選択されている場合は、何もしません。
可能
Enter パレットでの選択を確定して、パレットを非表示にします。 不可
Esc パレットでの選択を破棄して、パレットを非表示にします。 可能
パレットが表示されているときのマウス操作
マウス操作 割り付けられている動作 参照専用時の実行
パレットの色の上にポインタを移動 ポインタの下にある色を選択します。 可能
パレットの色の上でクリック クリックした色を選択して、パレットを非表示にします。 不可
コントロール本体をクリック パレットでの選択を破棄して、パレットを非表示にします。 可能
コントロールの外をクリック パレットでの選択を破棄して、パレットを非表示にします。 可能